Script APIでマインクラフト統合版のアドオンを作る際の公式推奨エディターはVisual Studio Code(以下VSCode)ですが、そのまま使うよりも拡張機能を入れた方が格段に開発が楽になります。
この記事ではScript APIでマイクラのアドオンを開発する上で導入しておきたいVSCodeの拡張機能を紹介します。
これだけは入れておけ!な拡張機能
まずはScript APIを使ったアドオン開発では必須になるであろう拡張機能の紹介です。
Minecraft Bedrock Edition Debugger
Minecraft Bedrock Edition Debuggerはアドオンをデバッグする際にブレイクポイントの設定、ステップ実行、変数の確認ができるようになる拡張機能です。
Mojang Studioが公式にリリースしているVSCodeの拡張機能となります。
UUID Generator
クリックだけでUUIDを生成してくれる拡張機能。
別の記事で紹介している「何もしない」アドオン作成のときは外部サイトの力を借りてUUIDを生成していましたが、この拡張機能があればVSCode内で作業が完結します。
manifest.jsonなどUUIDの入力が必要となる場面で絶大な効果を発揮します。導入することをおすすめしたいです!
なくてもいいけどあったら便利な拡張機能
まぁなくてもいいけどあったら便利だよねって感じの拡張機能を一つだけ紹介します。
Blockception’s Minecraft Bedrock Development
Blockception’s Minecraft Bedrock Developmentはマイクラ統合版のあらゆるファイルに対してコード補完、バリデーター、フォーマッターなどの便利機能を追加する拡張機能です。
manifest.jsonファイルなどを編集するときにCtrl+スペースキーを押すとプロパティの候補が出てきたりして便利です。
拡張機能は増やしたくないという明確な理由がない限りは入れておいて損はないと思います。
人によっては便利な拡張機能
最後はなくても問題もなければアドオン作成に直接関わるものでもない、だけど入れておくと作業がスムーズになるかもしれない拡張機能の紹介です。
マイクラのアドオン開発以外の開発でも使えます。
Sort lines
Sort linesはソースコード全体または一部を並べ替える拡張機能です。import文やオブジェクトのプロパティを昇順に並び替えたりすることができます。
コードを綺麗に保っておくとバグも少なくなるのでおすすめしたいです。
Todo Tree
Todo Treeはソースコード中のTODOコメントやFIXMEコメントなどを抜き出してツリー表示する拡張機能です。
実装すべきものや修正しなきゃいけない箇所に// TODO
や// FIXME
といったコメントを残すことで、ファイル別に当該箇所が一覧になるため開発のスピードが上がります。
タスクを潰していく感覚も地味に楽しいです。
まとめ
Script APIでマイクラのアドオンを開発する上で導入しておきたいVSCodeの拡張機能を紹介してきました。
拡張機能を使うアドオン開発のスピードやコードの正確性、美しさが向上するため、是非導入してみてください。